天候状況

７月は、上旬前半は前線や低気圧の影響で曇りや雨の日が多かったが、上旬後半から高気圧に覆われて晴れの日が多かった。期間を通して暖かい空気に覆われたため、気温がかなり高くなり月平均気温は観測開始以来最も高くなった。日照時間はかなり多くなったが、降水量はかなり少なかった。８月に入ってからは晴れた日が多かったが、低気圧や前線の影響により曇りや雨の日もあったため、降水量、日照時間とも平年を上回って推移している。

生育状況

現在は概ね順調な生育ではあるが、８月に入り高温多湿の状態が続いていることから、軟腐病の発生率が高くなる恐れがあり、今後の生育への影響が懸念される。

病害虫発生状況

例年同様、この時期は目立った病害虫は見られない。

規格・品質

規格は２ＬからＬの比率が多くなっている。品質は平年並みであるが、規格外品の割合が若干多い傾向となっている。

今後の生育・出荷の見込み

出荷は出荷量・進度とも平年並み。引き続き、軟腐病、キスジノハムシの防除に努める。

今後９月の収穫量は、７月播種期の干ばつの影響で発芽率が低かったため、大幅に減少する可能性がある。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• 選果場の様子
• ４月１５日頃播種、品種は万緑の春
• 出荷開始日は７月２日（第１～３回調査対象圃場）

天候状況

６月は昨年より９日早い１４日頃に梅雨入りしたものの、高気圧に覆われて晴れの日が多かったため、気温、日照時間とも平年をかなり上回り、降水量は平年を下回って推移している。

生育状況

４月から５月の適度な降雨と６月からの好天により、生育は順調に推移している。

梅雨入り後は、降水量が少なく高温の状況が続いているので、干ばつによる生育不良が懸念される。

病害虫発生状況

現在は目立った病害虫等の発生はみられない。

規格・品質

規格は、Ｌ品の比率が多くなっており、品質は概ね平年並みであるが、規格外品の割合が若干多くなっている。

今後の生育・出荷の見込み

出荷は、概ね平年並みの出荷量、進度で順調に推移している。

今後は、気温の上昇に伴い発生が多くなる軟腐病等の防除に努める。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１５日頃播種の圃場
• 品種は万緑の春、出荷開始は７月２日の見込み
• 初期防除の徹底により病害虫はみられない

天候状況

４～５月は曇天や雨の日が多かったため、降水量は平年を上回った。６月は昨年より９日早く１４日頃に梅雨入りしたものの、高気圧に覆われて晴れの日が多かったため、気温、日照時間とも平年をかなり上回ったが、降水量は平年を下回った。

生育状況

播種は平年並みの４月１５日に行った。その後は適度な降雨、６月に入って好天が続き生育は順調に推移している。

今後は、このまま降雨が少なく高温が続けば干ばつによる生育不良が懸念される。

病害虫発生状況

目立った病害虫等はみられない。

今後の生育・出荷の見込み

夏に向けて気温の上昇とともに軟腐病等が多くなるが、適期防除に努める。調査圃場の出荷開始は７月上旬の予定。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１５日頃播種の圃場
• 品種は万緑の春
• 初期防除の徹底により病害虫等の被害はみられない

天候状況

３～４月は冬型の気圧配置や低気圧、前線の影響で曇りや雨の日が多かったため、降水量は平年をかなり上回った。気温も平年を上回ったものの、日照時間は平年をかなり下回った。

５月は高気圧に覆われた日が多かったことから、気温は引き続き平年よりやや高めとなり、降水量は平年をかなり下回ったが、日照時間は平年並みで推移している。

生育状況

４月の降雨、日照不足が懸念されたものの、生育は概ね順調。

病害虫発生状況

目立ったものは無し。

今後の生育・出荷の見込み

平年よりも気温が高くなることが予想されていることから、根部の肥大状況を確認しながら適期に収穫することで平年並みで推移する見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１５日頃播種の圃場
• 品種は万緑の春
• 病害虫等、特に目立った発生はなし