天候状況

７月は気圧の谷の影響で上旬は降雨があったものの、以降は高気圧に覆われ晴れの日が多かった。気温は６月から引き続き高温で推移し、７月１９日に梅雨明けしたが、梅雨時期の降水量は平年をかなり下回っており、当該産地の６月中旬から７月中旬にかけての降水量は平年の約４６％となっている。

生育状況

降雨量が少なく高温が続き圃場が乾燥していることから、平年に比べて細長い傾向。

病害虫発生状況

目立った病害虫の被害はない。

規格・品質

平年の規格はLからМが中心であるが、本年はМからSが中心。品質は前年同様Ａ品が多い。

今後の生育・出荷の見込み

出荷は６月２５日から開始し、現在は出荷最盛期を迎えている。出荷本数は平年並みであるものの、１本あたりの重量が少ないため出荷量は１割程度少ない。出荷ペースは概ね平年並み。

７月２４日時点で出荷最盛期で平年並みのペースとなっており、出荷は今月末で概ね終了する見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• 選果場の様子
• 品種は紅吉、出荷開始は６月２５日
• 病害虫等は見られないが、平年に比べ細長い形状が多い
• 規格はL～М中心で規格外品率は平年並み

天候状況

４～５月は曇天や雨の日が多かったため、降水量は平年を上回った。６月は昨年より９日早く１４日頃梅雨入りしたが、高気圧に覆われて晴れの日が多かったため、気温、日照時間とも平年をかなり上回り、降水量は平年を下回って推移している。

生育状況

生育期後半からの好天により若干圃場は乾燥傾向であるが、適度な降雨もあり生育は順調。

病害虫発生状況

目立った病害虫等はみられない。

規格・品質

規格は、直近の掘取調査等からМ中心でスタートし、品質は平年に比べて規格外品の発生率が低い見込み。

今後の生育・出荷の見込み

梅雨時期の黒色根腐病や軟腐病の防除に努める。

出荷の進度は、平年並みで推移する見通しであり、７月中旬頃に出荷ピークとなる見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１日播種の圃場
• 品種は紅吉、出荷開始は６月２５日
• 播種以降の好天により生育は病害虫もなく順調
• 現時点では平年より規格外品の発生率は低い見込み

天候状況

４月は低気圧や前線等の影響により、曇りや雨の日が多く気温は平年並みであったが、降水量は平年の約２倍となり、日照時間は平年を３割程度下回った。

５月は高気圧に覆われて晴れの日もあったが、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日もあった。気温、降水量、日照時間はほぼ平年並みで推移した。

生育状況

播種時期からの曇雨天により、生育はやや遅れが見られるものの、６月の好天により回復する見込み。

病害虫発生状況

初期段階から防除を徹底しており、目立った病害虫は見られない。

今後の生育・出荷の見込み

６月以降、好天が続けば出荷の進度は平年並みで推移する見込み。また、出荷のピークは、７月上旬となる見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１日播種の圃場（15ａ）
• 品種は紅吉、出荷開始は７月上旬の予定
• 播種時期からの曇天雨天によりやや生育遅れがみられるものの、６月の好天により回復する見込み

天候状況

３月は気温、降水量、日照時間もほぼ平年並みであったが、４月に入り降雨や雨天の日が増え、気温は平年並みで推移しているものの、降水量は平年の約２倍となっており、日照時間は平年を３割程度下回って推移している。

生育状況

播種時期が好天であったこともあり、４月の日照不足等の影響は現時点では見られず生育は順調。

病害虫発生状況

初期段階から防除を徹底しており、目立った病害虫等は見られない。

今後の生育・出荷の見込み

５月以降に気象条件が回復すれば出荷の進度は平年並みで推移し、７月中旬頃に出荷はピークとなる見込み。

写真の補足説明

《1~4枚目》

• ４月１日播種の圃場
• 品種は紅吉、出荷開始は７月１０日の予定
• 播種期の好天により生育は順調
• 初期防除の徹底により、病害虫等の被害はみられない