天候状況

８月は高気圧に覆われて晴れの日が多かったが、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日があり、２０日は前線が津軽海峡付近に停滞したため大雨となった。気温は高めで集中豪雨の日があり降水量は平年よりかなり多く、日照時間も平年を上回って推移した。

生育状況

生育は平年より１週間程度早いが、概ね順調に推移している。

病害虫発生状況

目立った病害虫もなく、高温多湿による軟腐病がわすがに発生している圃場も一部あるものの、平年並みの発生率の範囲に収まっており、現時点で問題はない。

規格・品質

平年より若干細長く短い傾向でＬ中心。品質は良好で規格品率も平年並み。

今後の生育・出荷の見込み

出荷量は産地全体で平年より若干少ない。出荷進度は引き続き平年より１週間程度早い。

夏ねぎとしては平年より１週間程度早く９月上旬には出荷終了の見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１０日定植の圃場
• 品種は夏扇パワー、出荷開始は７月３１日
• 初期防除の徹底により病害虫等は見られない
• 平年より若干細く短い傾向

天候状況

７月の上旬前半は、前線や低気圧の影響で曇りや雨の日が多かったが、上旬後半からは、高気圧に覆われて晴れの日が多かった。期間を通して暖かい空気に覆われたため、気温がかなり高く７月としての月平均気温は観測史上最高となった。梅雨明けは平年より９日早い７月１９日であった。梅雨時期の降水量は平年を大きく下回ったが、日照時間は平年の約１.５倍とかなり多かった。

８月に入り上旬は高気圧に覆われて晴れの日が多かったが、低気圧や前線の影響で曇りやまとまった雨の日があったことから、降水量は平年をかなり上回り、日照時間は平年をやや上回った。気温は雨の日はやや下がったものの、７月に引き続いて高めに推移している。

生育状況

生育は平年より一週間程度早いが、概ね順調に推移している。

高温多湿の状態が続いているため、今後の生育への影響が懸念される。

病害虫発生状況

目立った病害虫の発生や高温による軟腐病なども現時点では見られない。

規格・品質

平年より若干細く短い傾向でＬ中心。品質は良好で規格品率も平年並み。

今後の生育・出荷の見込み

出荷量は産地全体では平年より若干少ない。出荷進度は平年より１週間程度早い。

調査圃場の出荷開始は７月３１日となったが、米の生育が早く稲刈りが平年より１週間程度早まる兼ね合いから、夏ねぎとしては平年より１週間程度早く９月上旬には出荷終了となる見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１０日定植の圃場
• 品種は夏扇パワー、出荷開始は７月３１日
• 初期防除の徹底により病害虫等は見られない
• 平年より若干細く短い傾向

天候状況

４月から５月下旬にかけて平年より曇天の日が多く、降水量も平年より多かった。６月は１４日頃に梅雨入りしたものの、晴れた日が多かったため、日照時間はかなり多くなり、気温も高めに推移した。

７月に入り、５日までは降雨があったものの、気温は下がらず以降も高温となる日が続いている。

生育状況

生育は順調に推移しているものの、今後は高温の影響が懸念される。

病害虫発生状況

目立った病害虫の発生や高温による軟腐病等は見られない。

今後の生育・出荷の見込み

現時点では、生育等に大きな問題はないことから、出荷の進度は平年並みで推移する見込み。引き続き、軟腐病、アザミウマ等の防除に努める。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１０日定植の圃場
• 品種は夏扇パワー、出荷開始は８月１０日の予定
• 初期防除の徹底により病害虫等の被害なし

天候状況

３月は、気温、降水量、日照時間もほぼ平年並みであったが、４月に入り降雨や曇天となる日が増え、降水量は平年の約２倍となった。気温は平年並みであったが、日照時間は平年を大きく下回った。５月は日照不足と低温傾向が続き、風の強い日が多くなっている。

生育状況

日照不足や低温等の影響も現時点では見られず、生育は順調に推移している。

病害虫発生状況

初期段階から防除の徹底を図っており、目立った病害虫等は見られない。

今後の生育・出荷の見込み

今後、気象条件が平年並み程度に回復すれば出荷の進度は平年並みで推移し、８月下旬頃に出荷のピークを迎える見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１０日定植の圃場の様子
• 品種は夏扇パワー、出荷開始は８月１０日
• 初期防除の徹底により病害虫等の被害なし