天候状況

９月は晴れの日が多く気温は高く推移し、台風や前線の影響で４～５日、１２～１３日は大雨となり降水量は多くなった。１０月は高気圧に覆われて晴れの日もあったが、前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日もあり大雨となった日があった。気温は中旬以降下がり適度な降雨もあったことから乾燥状態は解消された。

生育状況

春まき、夏まきともに病害虫はなく、葉先の枯れも少なく生育は順調。

病害虫発生状況

病害虫の発生は見られないが、計画的に防除は行っている。

今後の生育・出荷の見込み

高温乾燥の影響が懸念されたが、日中の気温も下がり適度な降雨が続いたことにより圃場の乾燥は解消されている。順調に生育すれば１１月から出荷開始の予定。

写真の補足説明

《１、２枚目》

• 春まき（播種、定植６～７月）の圃場
• 葉先の枯れが一部圃場で見られるが出荷への影響はない

《３、４枚目》

• 夏まき（播種６月、定植８月～）
• 定植作業は順調に行われている

天候状況

４月～５月は数日の周期で天気が変わり低気圧や前線、湿った空気の影響で曇りや雨の日があり、大雨となった日もあった。気温は高めに推移し、降水量は４、５月とも平年を上回った。日照時間は４月は平年並みで5月は平年をかなり下回った。

６月は１０日頃梅雨入りし、前半は梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多く、大雨となった日もあったが、後半は高気圧に覆われて晴れの日が多かった。暖かい空気に覆われ最高気温が３０℃を超える日もあり記録的な高温となり、日照時間は平年をかなり上回り降水量は平年を下回った。

７月は梅雨前線の活動が弱く、高気圧に覆われて晴れの日が多く暖かい空気に覆われたことから、６月に続き気温はかなり高く推移し、日照時間は平年の約１.６倍、降水量は平年の３割程度となり高温乾燥状態が続いている。梅雨明けは１８日頃であった。

生育状況

春撒き（4月播種、６～７月定植）は病害等は見られないが、高温乾燥により生育は遅れている。また、一部圃場は葉先等の枯れが見られる。

夏撒き（6月播種、８月～定植）は圃場の準備はできており、順次定植作業を行う予定。

病害虫発生状況

病害虫の発生予報が発令されれば適時防除を実施している。

今後の生育・出荷の見込み

異常高温のため、生育の遅れ等が予想されるが、潅水等計画的な管理を実施していく。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• 圃場の様子
• １枚目：右側は６月下旬定植、左側は７月上旬定植
• 左側の定植に苗は欠株等一部生育不良が見られる
• ２枚目：４月播種、６月下旬定植、年内収穫予定
• 葉先の枯れ等が見られる
• ３、４枚目：６月播種、８月定植、年明け収穫予定