天候状況

８月の前半は前線の影響で曇りや雨の日が続き、特に１０日は集中豪雨となったが、それ以外は晴れて気温は高く最高気温が３５℃を超える日もあった。降水量は前線等の影響により集中豪雨となった日があり平年の約２倍とかなり多くなり、日照時間もやや平年を上回って推移している。

生育状況

梅雨明け後の猛暑、干ばつにより生育が進まず管内全体で１０～１４日程度遅れている。また、８月中旬以降連日の降雨からの猛暑復活の連続により襟首もゆるみ傷みも大きくなった。

病害虫発生状況

６月末の梅雨明け以降、猛暑・干ばつによりスリップス、ハモリバエや萎凋病の発生が目立っている。

規格・品質

規格はL中心。

今後の生育・出荷の見込み

７月からの酷暑、干ばつの影響で９月の収穫量は激減している。反収は1000ケース程度。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• 圃場の様子
• ４月１４日定植（定点圃場３０ａ）
• 播種：２月上旬～中旬、品種：名月一文字、植栽本数32000本/10ａ
• 収獲開始：８月上旬、収獲最盛期：８月中旬、収獲終了：９月上旬
• 渇水により黄化が見られる

《４～６枚目》

• 選果場の様子
• 高温、渇水により規格はL中心
• 反収は1000ケースと少ない

天候状況

６月は９日頃梅雨入りし、平年より２２日早い２７日頃梅雨明けした。この時期は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多かった。気温はかなり高く推移し、降水量は平年並みであったが、日照時間は平年をかなり上回った。

７月は高気圧に覆われて晴れた日が多かった。暖かい空気に覆われたため月平均気温、最高気温、日照時間は観測開始以来１位の記録となった。雨は中旬に降ったものの平年の２割程度とかなり少なかった。

８月に入り７～１２日は前線の影響で曇や雨の日が続き、特に１０日は集中豪雨となったが、それ以外は晴れて最高気温が３５℃を超える猛暑が続いている。

生育状況

６月末の梅雨明け後の猛暑、干ばつにより太り、伸びの生育が進まず１０～１４日程度遅れている。

病害虫発生状況

猛暑、干ばつによりスリップス、ハモリバエや萎凋病の発生が目立ってきている。

規格・品質

Ｌ～２Ｌ中心。

今後の生育・出荷の見込み

８月中旬の連日降雨から猛暑が復活し、襟首がゆるみ傷みが大きくなっており、収量減となる見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１４日定植の圃場（定点圃場３０ａ）
• 播種：２月上旬～２月中旬、品種：名月一文字、植栽本数：32000本/10ａ
• 定植後120日、地上部55cm程度、順調に生育
• 収穫開始：８月上旬、収獲最盛期：８月中旬、収獲終了：９月上旬

天候状況

４月は中旬までは寒気や湿った空気、気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多かったが、下旬は高気圧に覆われて晴れた日が多かった。気温は高めに推移し降水量はかなり平年を下回ったものの、日照時間は平年を上回った。

５月は晴れた日もあったが、曇りや雨の日もあり天気は周期的に変わった。気温、降水量は平年並みであったが、日照時間は平年を上回って推移した。

生育状況

定植後は適度な雨もあるが、春先から寒暖差が大きく、加えて風の強い日が多いため飛砂による傷みもあり、生育は前年より２週間程度遅れている。

病害虫発生状況

ハモリバエの発生が散見される。

規格・品質

規格はLが中心で徐々に２Lが増加している。

今後の生育・出荷の見込み

５月２０日から集荷開始となったが、寒暖差の影響から２週間程度遅れている。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１４日定植の圃場（定点圃場３０ａ）
• 播種：２月上旬～２月中旬、植栽本数：32000本/10ａ
• 品種：名月一文字
• 収穫開始：８月上旬、収穫最盛期：８月中旬、収穫終了：９月上旬
• 寒暖差による生育遅れ、飛砂による傷みもみられる

天候状況

２月は寒気や湿った空気、気圧の谷の影響により気温は平年より低く降雪もあったが、３月は下旬から晴れた日が多く気温は高くなったが、気圧の谷の影響により雨やみぞれを伴う日もあったことから、降水量は平年を上回り、日照時間は平年をやや上回った。

４月の前半は天気が変わりやすく寒暖の差があったが、後半は晴れる日が多く、気温は平年並み、日照時間は平年をやや上回ったものの、降水量は平年をかなり下回って推移している。

生育状況

３月以降、気温が高い日が多いことから生育状況は例年よりやや早い。

病害虫発生状況

病害虫は現時点では目立った発生はないが、次週から降雨予報のため注意が必要である。

今後の生育・出荷の見込み

５月２０日から集荷開始。３～４月前半の寒暖差で肥大・伸長が緩慢のため、前年よりL比率が多くなる見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月１４日定植の圃場の様子（定点圃場３0ａ）
• 播種：２月上旬～２月中旬、植栽本数：32000本/10ａ
• 品種：名月一文字
• 収穫開始：８月上旬、収穫最盛期：８月中旬、収穫終了：９月上旬
• 定植後は、寒暖の差が大きく生育は若干緩慢

天候状況

６月は９日頃梅雨入りし、平年より２２日早い２７日頃梅雨明けした。この時期は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多かった。気温はかなり高く推移し、降水量は平年並み、日照時間は平年をかなり上回った。

７月は高気圧に覆われて晴れた日が多く、暖かい空気に覆われたため月平均気温、最高気温、日照時間は観測開始以来１位の記録となった。雨は中旬に降ったものの、平年の２割程度とかなり少なかった。

８月に入り７～１２日は前線の影響で曇りや雨の日が続き、特に１０日は集中豪雨があったが、それ以外は晴れの日が多く最高気温が３５℃を超える猛暑が続いている。

生育状況

定植後、梅雨明けが早く猛暑干ばつにより太り・伸びが進まず生育緩慢。８月中旬の連日降雨でようやく土壌水分が入ったが、逆に長時間の降雨から猛暑が復活したことにより傷みの発生が懸念される。

病害虫発生状況

猛暑、干ばつによりスリップス、ハモリバエや萎凋病の発生が目立ってきている。

今後の生育・出荷の見込み

８月中旬の連日降雨から猛暑が復活したことにより出荷量の安定がずれ込む見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ５月３０日定植の圃場（定点圃場２５ａ）
• 播種：３月下旬、品種：名月一文字、植栽本数：32000本/10ａ
• 定植後74日、地上部30cm程度、順調に生育
• 収獲開始：１２月上旬、収穫最盛期：１月上旬、収獲終了：１月下旬

天候状況

４月の中旬までは寒気や湿った空気、気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多かったが、下旬は高気圧に覆われて晴れた日が多かった。気温は高めに推移し、降水量はかなり平年を下回ったものの、日照時間は平年を上回った。

５月は晴れた日もあったが、曇りや雨の日もあり周期的に天気は変わった。気温、降水量は平年並みであったが、日照時間は平年を上回って推移した。

生育状況

気候は生育適温であるが、寒暖差と強風続きで生育は１０日程度遅れている。

病害虫発生状況

現在、ハモグリバエが散見される程度。

今後の生育・出荷の見込み

前年のような酷暑となり、年間出荷量の半分を占める秋冬作の生育に影響がでるのか懸念。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ５月３０日定植の圃場（定点圃場２５ａ）
• 播種：３月下旬、植栽本数：32000本/10ａ
• 品種：名月一文字
• 収穫開始：１２月上旬、収穫最盛期：１月上旬、収穫終了：１月下旬
• 生育は５月下旬～６月上旬の寒暖差により若干緩慢