天候状況

８月は晴れる日が多かったが、前線や気圧の谷の影響で雨が降った日もあった。気温は平年より高く推移し、降水量は平年をやや下回ったが、日照時間は平年並みとなった。

生育状況

４月は雨による播種の遅れ、６月中旬から７月末は高温であったものの、適度な降雨により干ばつ傾向であった圃場も良好な状況となったが、８月収穫時の生育状況は「とうや」「男爵」ともに小玉傾向となっている。

病害虫発生状況

特になし。

規格・品質

「とうや」の出荷率は、２Ｌ：１５％、Ｌ：３５％、ＬМ：１２％、М：１２％、「男爵」２Ｌ：４％、Ｌ：２７％、ＬМ：１１％、М：２５％と小玉傾向となっている。

今後の生育・出荷の見込み

早生品種の「とうや」は８月４日より選果が始まり、「男爵」は８月月末からの雨の影響により収穫が遅れている。今後の天候の状況により収穫作業が進められる。

写真の補足説明

《１、２枚目》

• 圃場の様子
• 品種は男爵
• 雨の影響により収穫は圃場の乾燥待ち（２～３日の遅れ）

《３、４枚目》

• 選果場の様子
• 品種はとうや
• 選果場の稼働は８月４日から来年３月末までの予定
• 箱詰めはＬМ/１０㎏箱

天候状況

７月は偏西風が北に蛇行し、暖かい空気に覆われやすく晴れた日が多かったことから、月の平均気温は統計開始以降最も高くなった。６月は干ばつ気味であったが、７月は適度に降雨があり降水量は平年並み、日照時間は平年をかなり上回って推移した。

生育状況

適度な降雨により、干ばつ気味であった圃場は良好な状況となり、生育は平年並みとなった。

病害虫発生状況

特になし。

規格・品質

現在選果されている「とうや」の規格比率は、３L：１.５％、２Ｌ：１５％、Ｌ：３３％、ＬМ：２０％、М：１８％で平年並み。

今後の生育・出荷の見込み

生育は平年並みであるものの、今後の気温と湿度の影響による病害虫被害が懸念される。

写真の補足説明

《１、２枚目》

• 定植は５月９日
• 品種はとうや
• 干ばつ傾向であったが、７月中旬から適度な降雨により生育は平年並み

《３、４枚目》

• 品種は男爵
• 茎葉黄変期を迎えており、８月２６日頃より収穫開始
• 病害虫の発生は見られない

天候状況

６月は気温は高めで３０℃を超える日もあったため、平年を上回った。また、日照時間、降水量も平年を上回り適度な降雨となった。

調査日は曇りや雨で一時的に強い雨もあり、気温は２６℃で湿度が高かった。

生育状況

圃場は干ばつ傾向であったが、６月中旬から適度な降雨があり生育は平年並みとなった。

病害虫発生状況

特になし。

今後の生育・出荷の見込み

早生品種の「とうや」は８月上旬、「男爵」は９月上旬から出荷開始の予定。

生育は平年並みであるが、今後の気温、湿度の影響による病害虫の被害が懸念される。

写真の補足説明

《１、２枚目》

• 定植は５月９日
• 品種はとうや
• 干ばつ傾向であったが、適度な降雨により生育は平年並み

《３、４枚目》

• 定植は５月９日
• 品種は男爵
• 病害虫の発生、被害はない

天候状況

播種期の気象状況は、低気圧が北海道付近を通過し、雨や曇天の日が多かったため、降水量は平年をかなり上回った。また、気温は平年を下回り、日照時間は平年をかなり下回って推移している。

生育状況

植付は、４月末の多雨の影響により圃場が乾かないため、昨年より１週間程度遅れたものの、生育は平年並みとなっている。

今後の生育・出荷の見込み

植付は平年並み、今後の天候に期待している。

写真の補足説明

《１、２枚目》

• 品種：男爵（2ha）、とうや（2.7ha）植付予定

《３、４枚目》

• 品種：男爵（2ha）他植付予定