静岡県(ばれいしょ)
生産ステージ
定植期 1月上旬〜3月下旬
収穫期 5月上旬〜7月下旬
出荷最盛期 5月上旬〜8月上旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第3回目(調査日:7月9日) New
調査時点の生育ステージ |
収穫期 出荷期 |
調査産地 | 三島市 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 平年並み | 作況[平年比] | やや不良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
5月は、数日の周期で天気が変わり低気圧や前線、湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなり、大雨となった日もあった。気温は平年をやや上回り、降水量は平年をかなり上回ったが、日照時間は平年をかなり下回った。
6月は、6月9日頃梅雨入りし、前半は梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多く、大雨となった日もあったが、後半は太平洋高気圧に覆われて晴れの日が多くなった。また、暖かい空気に覆われて月平均気温がかなり高くなり、統計開始以降、最高を記録した。日照時間はかなり多くなったが、降水量は少なかった。
生育状況
掘り取り進度は80%程度。気温高の影響で日焼け、腐敗のロスが発生。
病害虫発生状況
目立った病害虫の被害はない。
病害虫の発生予報があれば適時防除を実施している。
規格・品質
例年に比べると小ぶりでL、М中心。
今後の生育・出荷の見込み
出荷は例年並みになる見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 掘り取りが進み最終盤の圃場
- 小玉傾向、肌質は良くきれいなものが多いが、ばらつきがある
《3、4枚目》
- 選果場の様子
- 出荷されたコンテナを貯蔵(1000コンテナ程度)
[画像をクリックで拡大]
第2回目(調査日:6月23日)
調査時点の生育ステージ |
生育期 収穫期 |
調査産地 | 三方原(とぴあ浜松、三方原開拓) |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | やや良~平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | ― |
天候状況
5月は、低気圧や前線、湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなり、大雨となった日もあったため、降水量はかなり多くなり、日照時間は下旬はかなり少なくなった。
6月は、昨年より11日早く10日頃梅雨入りし、上旬は大雨が降った日があり降水量は平年より多かったが、中旬は高気圧に覆われて晴れの日が多くなり、気温、日照時間とも平年を上回って推移した。
生育状況
本年も昨年に続き、生産者は減ったものの作付面積は増加した。本年の月別計画は、収獲ベースのため、実際の出荷時期は、3~7日程度後にずれる。
現在は、樹の勢いが強く、枯れあがりが遅いため、全体的に収穫が少し遅れている。
病害虫発生状況
病害虫の発生予報があれば適期防除を行うこととしている。
今後の生育・出荷の見込み
黒マルチ栽培は、ほとんどの圃場で樹は枯れあがり、天候を確認しながら収穫作業を進めている。
露地栽培は、枯れあがり途中での掘取調査では、玉はやや小ぶりであったが、今後の枯れあがりの進み次第では玉の肥大が期待される。
写真の補足説明
《1~4枚目》
圃場の様子
- 1枚目:黒マルチ栽培、品種は男爵、2月下旬定植、6月下旬収穫開始予定
- 2枚目:黒マルチ栽培、品種は男爵、2月下旬定植、樹は枯れあがり撤去し収獲直前
- 3枚目:露地栽培、品種は男爵、3月上旬定植、7月上旬から収穫予定
- 4枚目:露地栽培、品種は男爵、3月上旬定植、収獲開始
[画像をクリックで拡大]
第1回目(調査日:5月20日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 三方原(とぴあ浜松、三方原開拓) |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | やや良~平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | ― |
天候状況
2月は、冬型の気圧配置となることが多かったことから、気温は平年を下回り、日照時間は多くなったが、降水量はかなり平年を下回った。3月は、天気が周期的に変わり大雨となった日があったが、降水量は平年を下回り、気温は平年を上回ったものの、日照時間は平年をやや下回った。
4月は、低気圧や前線、湿った空気の影響で曇りや雨の日が多かったことから、降水量は平年を上回り、気温や日照時間も平年をやや上回った。5月に入り、気圧の谷や前線の影響で大雨が降った日もあったことから、降水量はかなり多くなり、気温は上旬は低かったが、中旬はかなり高くなり、日照時間はぼ平年並みで推移している。
生育状況
本年は、生産者が減ったものの、作付面積は増加した。また、本年の月別計画は、収穫ベースのため実際の出荷時期は、3~7日程度後にずれる。
現在は、樹の勢いが強く枯れあがりが遅いため、収穫が少し遅れる見込み。
病害虫発生状況
病害虫の発生予報があれば適時の防除をしている。
今後の生育・出荷の見込み
枯れあがり途中での掘り取り調査では、玉はやや小ぶりであったが、今後の枯れあがりの進み次第ではイモの肥大が期待される。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 1枚目:トンネル栽培、品種は男爵、1月17日定植、収穫開始
- 2枚目:透明マルチ栽培、品種は男爵、6月上旬から収穫予定
- 3枚目:透明マルチ栽培、品種は男爵、5月下旬から収穫予定
- 4枚目:黒マルチ栽培、品種は男爵、6月中旬から収穫予定
[画像をクリックで拡大]