天候状況

７月は高気圧に覆われて晴れる日が多く、雨の日は少なかった。このため、記録的な高温・少雨となり日照時間はかなり多かったが、ほとんど雨が降らず干ばつ気味であった。８月に入り何日か雨が降ったが、気温は連日３０℃を超えている。

生育状況

生育は概ね順調。干ばつ時も潅水等で草勢を維持している。

病害虫発生状況

高温で雨が降ったので湿度の上昇に対応して防除を行っている。

規格・品質

品質は良好。選果場の作業員を増員して出荷量の増加に対応している。

今後の生育・出荷の見込み

集出荷は週６日で行っているが、高温により収穫量が前年同期比７割程度と減少している。

７月中旬以降３週間程度停滞していたが、８月中旬より増加の見込み。天候次第であるが、１１月頃まで出荷は続く見込み。

写真の補足説明

《１、２枚目》

• 露地作型の圃場の様子
• 日中の最高気温が３５℃を超え収穫量が減少

《３、４枚目》

• 選果場の様子
• 選果場の入荷量も例年より少ないが、気温が落ち着き降雨があれば増加する見込み

天候状況

６月は昨年より９日早い１４日頃梅雨入りし、前線や低気圧の影響で雨や曇りの日があったが、下旬以降は晴れる日が多く、連日最高気温は３０℃を超えている。気温、日照時間は平年をかなり上回ったが、降水量は平年を下回った。

生育状況

定植時の低温等による遅れは、気温の上昇に伴い平年並みまで回復している。

病害虫発生状況

大きな病害虫等の被害はないが、梅雨時期で湿度が高い日が多いので防除に努める。

今後の生育・出荷の見込み

現在、週６日で集出荷を行っている。出荷量は、前年同期比56.7％（5月末時点25.9％）まで回復している。

今後出荷量は増加し、７月２８日頃１回目のピークを迎える見込み。

写真の補足説明

《１、２枚目》

• 露地作型の圃場の様子
• 急激な気温の上昇に伴い、遅れていた生育は平年並みとなる見込み

《３、４枚目》

• ハウス作型の圃場の様子
• 屋根部に遮光剤を吹き付けて温度上昇を抑制
• 急激な気温の上昇に伴い、遅れていた生育は平年並みとなる見込み

天候状況

５月下旬は低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多く、日照時間はかなり少なかったが、６月に入り高気圧に覆われて晴れる日が続き、気温は平年より高くなった。

生育状況

定植時の低温や降雨による遅れはまだ２週間程度となっており、出荷時期は後半にずれ込む見込み。

病害虫発生状況

アブラムシ、タバコガなどが散見されるので防除を徹底している。

規格・品質

シーズン初めのため品質がそろわず尻腐れ果が多いため、選別して出荷している。

今後の生育・出荷の見込み

現在は週６日に集出荷を行っているが、出荷量は前年比25.9%（５月末時点）に留まっている。

今後６月下旬からは、露地作の出荷が始まる見込み。

写真の補足説明

《１、２枚目》

• 露地作型の圃場の様子
• 定植は５月上旬に終了
• 生育は定植時から２週間程度の遅れ
• トンネル除去、誘引作業は進んでおり、生育は順調で草丈は５０cm程度まで伸長

《３、４枚目》

• ハウス作型のハウス内の様子
• ４月上旬に定植終了
• 樹勢は良好で果実も多いが、シーズン初めのため尻腐果が多く、半分程度は廃棄処分
• 今後、気温の上昇とともに品質も安定する見込み

天候状況

４月は低気圧や気圧の谷の影響により曇りや雨の日が多く、日照時間は記録的に少なく県内各地で極値を記録したが、気温は高めであった。

５月に入り低気圧や前線の影響で曇りや雨の日があったが、高気圧に覆われて晴れる日が多かった。気温、降水量ともに平年並みで推移している。

生育状況

低温、降雨が続いたため、定植は２週間程度遅れたものの、ハウス栽培は４月上旬、路地栽培は５月上旬に終了した。

病害虫発生状況

アブラムシが散見されるので防除を徹底している。

今後の生育・出荷の見込み

ハウス作は５月１２日より出荷開始し、出荷は１日おきとなっている。

露地作は６月下旬から出荷開始を見込む。

写真の補足説明

《1～３枚目》

シーズン当初から低温、降雨が続き、農作業全体に遅れがでている

生育は、前年より遅れているものの、５月中旬から日中気温が高い日が増えてきたので、出荷開始期は例年並みとなる見込み

• １、２枚目露地作型（トンネル）の圃場の様子、定植は５月上旬に終了
• ３枚目：ハウス作型のハウス内の様子、４月上旬に定植は終了