長野県(夏秋レタス)
生産ステージ
播種期 2月下旬〜7月中旬
定植期 4月上旬〜8月中旬
収穫期 6月上旬〜10月下旬
出荷最盛期 6月下旬〜10月上旬
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第4回目(調査日:9月19日) New
| 調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 南佐久 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | やや不良 |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
8月は高気圧に覆われて晴れた日が多かったが、前線や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、雲や雷雨となった日もあった。気温は平均・最高・最低とも平年よりかなり高く、降水量は少なく、高温干ばつ状態が続いている。
生育状況
生育日数は平均45日程度(耐暑性ヒートガイは43日程度)。高温干ばつの影響から不結球と不揃いの圃場が多い。
現在の主力品種はファンファーレ50%、ヒートガイ40%。
病害虫発生状況
斑点細菌、タール、軟腐、菌核病の発生が一部見られる。
規格・品質
規格は2L:13%(昨年11%)程度。
今後の生育・出荷の見込み
8月末現在の出荷は724.7万ケース(前年比93%)。今後生育が回復すれば大玉比率は上がってくる見込み。
7月下旬の定植時が干ばつだったため生育は不良気味であったが、9月4日、5日の降雨により不結球は巻き始めた。9月下旬からレタスから多品目の出荷に替る生産者が増えてくるため、出荷量は減少する見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 川上村(居倉)の圃場
- 品種はファンファーレ
- 軟腐病の発生が一部見られる
《3、4枚目》
- 南牧村(板橋)の圃場
- 品種はファンファレー
- やや生育の不揃いが一部見られる
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第3回目(調査日:8月8日)
| 調査時点の生育ステージ | 出荷最盛期 | 調査産地 | 南佐久 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
7月は高気圧に覆われて晴れた日が多かったが、上空の寒気や日中の昇温により天気の状態が不安定となり雨や雷雨の日もあった。気温は平年を上回り、降水量は中旬に雨が多かったことから平年を上回った。7月18日頃梅雨明けし、中旬以降晴れた日が多かったことから日照時間はかなり多かった。8月に入り秋雨前線の影響により曇りや雨の日が多かったため降水量は多くなっている。
生育状況
生育日数は平均で38~40日と昨年より1~2日程度短い。高温・干ばつの影響で小玉傾向で不結球、不揃いが見られる。また、7月下旬に降雹があり打ち傷みや葉の破れなどが発生したが、徐々に被害分の出荷は終了となる。今後は、適度な降雨があれば不結球が解消され出荷量は増加する見込み。
現在の主力品種はファンファーレが50%、ヒートガイが40%程度。
病害虫発生状況
斑点細菌、べと、タール、軟腐、細菌病が一部見られるが大きな被害はない。
規格・品質
現時点の規格は、2L:20%(前年35%)、L:67%(同61%)と2L比率は減少している。
今後の生育・出荷の見込み
7月下旬までの出荷量は523.9万c/s(前年比100.4%)。
現在は7月上旬定植ステージの出荷となっているが、定植初期の豪雨と高温により生育は遅延傾向となっている。出荷数量は盆明け頃から回復が見込まれる。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 南牧村(野辺山)の圃場
- 品種はファンファーレ
- 一部やや生育の不揃いが見られる
《3~5枚目》
- 南牧村(板橋)の圃場
- 品種はファンファーレ
- 一部軟腐病等が見られる
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第2回目(調査日:7月11日)
| 調査時点の生育ステージ | 出荷開始期 | 調査産地 | 南佐久 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 豊作 |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
6月は昨年より11日早い10日頃梅雨入りし、前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多かったが、高気圧に覆われて晴れた日もあった。気温は平年よりかなり高くなり、日照時間も平年よりかなり多く、降水量は平年より多かった。7月に入っても気温は高く推移し、日照時間も平年よりかなり多く、降水量は平年をやや下回っている。
生育状況
生育日数は45~47日程度。高温の影響から不結球と不揃いが見られる。
病害虫発生状況
軟腐病、べと病が発生している。アブラムシやヨトウムシの虫害も一部見られる。
規格・品質
規格は、2L:35%(前年13%)、L:61%(前年74%)と平年より2L比率が高い。
今後の生育・出荷の見込み
6月末までの出荷量は、276.9万c/s(前年比96.8%)。
7月に入り集中豪雨が発生し、圃場によってはうち傷みが散見される。定植初期の豪雨により8月上旬~中旬頃の不揃いや生育遅れが懸念される。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 南牧村(板橋)の圃場
- 品種はエスコート
- 軟腐病等の発生が一部見られる
《3~5枚目》
- 南牧村(野辺山)の圃場
- 品種はエスコート
- 軟腐病等の発生が一部見られる
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第1回目(調査日:6月6日)
| 調査時点の生育ステージ | 出荷開始期 | 調査産地 | 南佐久 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 豊作 |
| 生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
3~4月は気温は高めに推移し、低気圧や前線により雨や雪の日もあったが、高気圧に覆われて晴れた日もあった。降水量は平年をやや上回ったが、日照時間は平年をやや下回った。
5月は中旬までは高気圧に覆われて晴れた日が多かったが、下旬は前線や気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多かった。降水量、日照時間とも平年よりやや下回って推移した。
生育状況
4月中旬定植分が出荷となり、生育日数は45~50日程度。6月に入り若干気温が下がり大玉傾向は解消されている。
病害虫の発生もなく作柄は総じて良好である。
病害虫発生状況
問題なし。
規格・品質
現在の出荷比率は、2Lは32%、Lは63%となっており、平年に比べ2L比率は高いが、5月下旬(2L:50%)より低下している。
今後の生育・出荷の見込み
6月中旬より4月下旬定植分が出荷となる。被覆資材の有無の切替期とともに低温・霜の影響によりやや生育が不ぞろいの圃場もあるが、出荷最盛期に向けて適期収穫に努める。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 南牧村(板橋)の圃場
- 品種はスターレイ
- 病害虫の発生もなく生育は順調
《3、4枚目》
- 南牧村(野辺山)の圃場
- 品種はスターレイ
- 病害虫の発生もなく生育は順調
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