大分県（夏秋トマト）
生産ステージ
播種期 ３月上旬〜５月中旬
定植期 ３月中旬〜５月下旬
収穫期 ５月下旬〜１１月中旬
出荷最盛期 ７月上旬〜８月下旬
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第４回目（調査日：１０月２１日） New
| 調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 竹田市 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
１０月は、中旬にまとまった降雨の日があったものの、天候に恵まれた日が多かったことから、降水量は平年の約２割と大幅に下回り、日照時間は平年を上回った。気温は、最高気温が１６日までは２５℃前後で２９℃台の夏日もあり、１７日以降は２０℃前後で推移し、最低気温が１７日までは１４℃前後で１０℃台まで低下する日もあり、１８日以降は８℃前後で４℃台まで低下する日もあった。
生育状況
芯止め済となっており、日照に恵まれたことで生育、樹勢ともに良好。
肥大も順調で大玉に推移している。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
出荷終盤に向けて、出荷量は増加気味。
品質良く、規格は秀品で２０玉、２４玉中心と中玉傾向。
今後の生育・出荷の見込み
１１月以降は若干増加傾向。
雨よけ作型は、強い降霜となったら出荷終了となる。
写真の補足説明
《１～3枚目》
- ハウス内の様子
- 出荷終盤になってきたが、生育、樹勢ともに良好
- 着果、肥大も順調
- 最後まで安定出荷を目指す
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第３回目（調査日：９月６日）
| 調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 竹田市 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | やや良 |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
８月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、下旬にまとまった降雨の日が周期的にあったものの、降水量は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が３３℃前後で３５℃台の猛暑日もあり、最低気温が２４℃前後で１７℃台まで低下する日もあった。
９月は、前線や台風の影響でまとまった降雨や大雨の日が多く、特に１８日は台風１４号の影響で月間平均降水量を大幅に上回る３６０．５ｍｍの豪雨となり、２１日時点の積算降水量は月間平均降水量の約１．８倍と大幅に上回っている。気温は、最高気温が２８℃前後で２２℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が２１℃前後で１２℃台まで低下する日もある。
生育状況
花落ちはないものの、カルシウム不足により上２、３段目に尻腐れ果が多い。
また、品種によっては下２段目で裂果しているものが目立った。
病害虫発生状況
８月は高温、９月は降雨による換気不足からハウス内温度が高い状況となったため、コナジラミが増加傾向となっており、ローテーション散布による害虫密度の抑制を図っている。
規格・品質
品質は良いが、規格は２８玉、２４玉と小玉傾向。
今後の生育・出荷の見込み
９月上旬の出荷量は少なかったが、９月下旬から１０月上旬の出荷量は増加を見込む。
写真の補足説明
《１～3枚目》
- ハウス内の様子
- 品種はみそら６４、麗月
- 樹勢は良好で、順調に生育中
- 着果、肥大も良好
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第２回目（調査日：７月２０日）
| 調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 竹田市 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | やや良 |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
６月は、上下旬が天候に恵まれた中で周期的に大雨の日があり、１１日に平年より７日遅く入梅したものの、その後は梅雨らしい天候も続かず、２８日に平年より２１日早く梅雨明けしたことから日照時間は平年を大幅に上回り、降水量は平年の約４割と大幅に下回った。気温は、最高気温が２２日までは２８℃前後で２０℃台までしか上がらない日もあり、２３日以降は３３℃前後の真夏日で推移し、最低気温が２０日までは１６℃前後、２１日以降は２０℃前後で推移した。
７月は、上中旬にまとまった降雨や大雨の日がある。気温は、最高気温が３０℃前後、最低気温が２２℃前後で推移している。
生育状況
初期生育時の低温で１週間程度遅れていた生育進度は、その後の気温上昇で現在は平年並みに回復している。
高温傾向となっていることから、花落ち、裂果が若干みられる。
病害虫発生状況
梅雨明け後の曇天により、一部ですすかび病が発生したものの、平年より発生が少ないことに加え、発生初期の予防治療剤散布により、病害密度を抑制している。
規格・品質
品質良く、規格は秀２４～２８玉中心。
今後の生育・出荷の見込み
出荷も中盤に差し掛かるところだが、４段上の樹勢が弱く、不着果の花や乱形果が散見されることから、葉面散布等による樹勢維持を励行しつつ、今後の生育を注視していく。
写真の補足説明
《１～3枚目》
- ハウス内の様子
- 品種はみそら６４、例月
- 生育、樹勢は良好
- 着果状況も良好
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第１回目（調査日：５月７日）
| 調査時点の生育ステージ |
定植期 生育期 |
調査産地 | 竹田市 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
| 生育進度[平年比] | 遅い | 出荷進度[平年比] | 遅い見込み |
天候状況
４月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、下旬に３０ｍｍを超える大雨の日があったことから降水量も平年を上回った。気温は、最高気温が２１℃前後で中下旬は２８℃近くまで上がるなど夏日があり、最低気温が８℃前後で上旬はー１℃台まで低下する日があったなど、気温差が大きかった。
５月は、上中旬で曇雨天日が多く、梅雨のような天候となった。気温は、最高気温が２２℃前後、最低気温が１１℃前後で推移している。
生育状況
４月まで、夜温が低下して積算気温不足となったため、生育は平年よりも１０日程度遅れている。
定植後の樹は、活着、初期生育、着花ともに良好。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
積算気温が不足しているため、生育は平年より１０日程度遅れているが、生育自体は良好であり、今後は気温が上昇してくることから、出荷開始は５月下旬の見込み。
写真の補足説明
《１～3枚目》
- ハウス内の様子
- 当地の主要品種はみそら６４，麗月
- 積算気温不足から、生育は１０日程度遅れているものの、活着、葉の展開、着花等は良好
- 気温差が大きい中、今後は、梅雨で大雨等も危惧されることから病害対策を徹底し、高品質、安定出荷を心掛けたい
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