天候状況

７月は、中旬は気圧の谷や湿った空気の影響で雨の日が多かったが、上下旬は高気圧に覆われて晴れる日が多かった。この期間は気温はかなり高く、日照時間は平年の約１.５倍とかなり多く、雨は中旬に平年の約３倍降ったが、それ以外はほとんど降らなかった。

８月は１０、１１日に前線の影響により大雨が降り、最高気温が２５℃前後まで下がったが、１３日以降は３０℃を超える日が続いている。

生育状況

高温のため平年より１週間程度早くなっている。

病害虫発生状況

べと病が見られるが定期的に防除を行い抑制している。

規格・品質

規格はМ中心。品質は良好。

今後の生育・出荷の見込み

出荷は１週間程度早い。３回目の出荷最盛期を迎え、出荷数量は平年並みで品質も良好。９月末まで出荷が続く見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ６月１２日定植の圃場
• 品種は夏もよう
• 出荷はМサイズ中心、暑さの影響のより曲がり果や肥大が見られる
• ３回目の出荷最盛期を迎え９月末に出荷終了予定

天候状況

７月の上旬は高気圧に覆われて晴れる日が多く、気温、日照時間は平年をかなり上回った。中旬は気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなり、降水量は平年よりかなり多く、日照時間も平年より多くなった。２１日以降は高気圧に覆われて晴れた日が多く、最高気温は３０℃以上の日もあり気温はかなり高くなり、日照時間も平年をかなり上回って推移している。本調査圃場は山間部にあるが、日中は３０℃を超える日が続いている。

生育状況

高温のため平年より１週間程度早くなっている。

病害虫発生状況

べと病、ウリノメイガが発生しているが、定期的に防除を行い抑制している。

規格・品質

Мサイズが中心、品質は良好。

今後の生育・出荷の見込み

出荷は高温のため例年より１週間程度早くなっており、１回目の出荷最盛期は終了し、お盆までには２回目の出荷最盛期を終える見込み。

写真の補足説明

《１～５枚目》

• ６月１２日定植の圃場
• 品種は夏もよう
• 潅水は暑いので朝晩２回、べと病発生しているが防除で抑制
• 規格はМサイズ（２０cm程度）、コンテナで選果場へ出荷
• １回目の出荷最盛期を迎えた後、８月に入って２回目の出荷最盛期を迎える見込み

天候状況

近畿地方は、平年より３日遅い６月９日頃梅雨入り、平年より２２日早い６月２７日頃には梅雨明けした。梅雨明けは、観測史上以降最も早い梅雨明けとなった。６月は梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の降る日もあったが、中旬以降高気圧に覆われて晴れる日が多く、気温は平年よりかなり高くなり、最高気温が３０℃を超える日もあった。日照時間も平年よりかなり多くなった。７月に入り８日の早朝と昼間に短期間で雨が降り恵みの雨となった。

生育状況

今年は梅雨の期間が短く雨量は少なかったものの、日照時間は長くなったため、生育は平年より１週間程度早くなっている。

病害虫発生状況

アオムシがみられたが、早期防除により圃場全体への広がりはみられない。

今後の生育・出荷の見込み

目揃会は、例年より１週間程度早い７月１０日に開催した。

生育は１週間程度早まっているので、出荷も早まる見込み。

写真の補足説明

《１～５枚目》

• ６月１２日定植の圃場
• 品種は夏もよう
• １枚目：一部すれができている、実は２０cm程度
• ３枚目：苗高１６０cm程度
• ４枚目：鹿が新芽を食べる被害がみられる
• ５枚目：暑さの影響により葉の日焼けがみられる、葉は大きいもので直径３０cm程度

天候状況

５月下旬は前線や低気圧の影響で降水量は多かったが、日照時間は平年より少なく、気温は平年より低かった。

６月上旬は湿った空気の影響で雨の日が多かったため、降水量は平年より多くなり、気温は平年並み、日照時間は平年並みか少なかった。近畿地方は６月９日頃梅雨入りしたが、１６日以降は梅雨の中休みとなり最低気温は１８℃、最高気温は２９℃となり真夏並みの暑さとなっている。

生育状況

定植日は６月１２日、定植５日目で背丈は２０～２３cm程度に順調に生育している。

調査圃場は、前日の強風のため少し苗がしおれていたが、すぐに回復する見込み。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

出荷開始は７月中旬頃を予定し、出荷最盛期は７月末頃からを見込む。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ６月１２日定植の圃場
• 品種は夏もよう
• １枚目：定植後５日目、樹の丈２０～２３ｃｍ程度
• ２～４枚目：風あたりが強いので苗折れ防止のためネットに巻き付けている
• 灌水は朝１回だけであったが、気温が上がれば朝夕２回行う