福岡県(冬春なす)

生産ステージ

定植期 8月上旬〜9月下旬

収穫期 11月上旬〜翌6月下旬

出荷最盛期 4月上旬〜6月下旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第1回目(調査日:11月20日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 JAみなみ筑後
作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] やや良
生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
天候状況

8~9月中旬頃までは、暖かい空気に覆われやすく最高気温は30℃を超える日が続き平年をかなり上回ったが、9月下旬から徐々に下がった。10月は暖かい空気に覆われて気温は高く、降水量は低気圧や前線の影響で大雨となった日があったことから平年を上回り、日照時間は平年並みであった。11月に入り高気圧に覆われて気温は高く、降雨が少なく、日照時間は平年並みで推移している。

生育状況

夏場の高温の影響により8月に定植した苗は、根痛みが見られたが、前年に比べ軽微。9月に定植した苗は、苗質は良好で定植後の生育も順調に推移している。

9、10月の気温は平年を上回り、日照時間もほぼ前年並みで推移していることもあり、着果も安定している。

病害虫発生状況

定植以降のコナジラミの発生が多く、天敵昆虫の導入などにより防除の徹底を指導しているが、抑えきれていない圃場も散見される。

今後の生育・出荷の見込み

10月以降11月中旬までの出荷は前年の120%前後で推移している。

着花負担の見られる圃場では果実の細りが見え始めたが、相対的には生育は順調であり、当面は安定した出荷を見込む。

写真の補足説明

《1~3枚目》

  • 9月5日定植のハウス
  • 生育は順調であるが、これまで着果数が多かったことから樹への負担が懸念される
  • 果形は良好であるが曲がり果、細果も見られ始めた

《4~7枚目》

    • 8月26日定植のハウス
    • 生育は順調であるものの、一部コナジラミの発生が散見される
    • 炭酸ガスの株元施用により光合成促進を図っており樹勢は旺盛

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