天候状況

１１月は晴れた日が多く、雨がほとんど降らず降水量はかなり少なかったが、日照時間は平年を上回り、気温は平年並みとなった。

生育状況

天候に恵まれ、花芽の形成が良くできている。下位は開花後の実、中位は蕾が多い状態で樹勢も維持できている。

病害虫発生状況

全体的に天敵が定着し、害虫の発生はない。病気も防除できている。

規格・品質

気温の低下に伴い長形果傾向になっている。

今後の生育・出荷の見込み

現在、年内の出荷最盛期を終え収穫量は少ない。１２月初旬には開花期を迎え、中旬頃より微増の見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ハウス内の様子
• １、２枚目：収穫間近の果実は上位の方となっており、下位にはほとんどない
• 下位は蕾、開花、開花後着果が見られる
• ３、４枚目：日照が確保されているので果実、色つやともに良好
• 病害虫の防除はできており、樹勢、品質ともに良好

天候状況

９月は晴れた日が多かったが、台風や湿った空気の影響で曇りや雨となった日もあった。暖かい空気に覆われて気温は高かったが、下旬以降徐々に下がり１０月下旬からさらに夜温も下がってきた。１０月前半は晴れた日が多く、後半は前線の影響等で曇りや雨の日があり豪雨となった日もあったが、降水量はかなり少なく推移している。

生育状況

昨年より天候に恵まれて樹勢、品質ともに良好。

病害虫発生状況

８、９月の高温の影響によりコナジラミ類、アザミウマ類の発生が多い。病害はない。

規格・品質

果形、艶ともに良好。アザミウマの被害果が若干あるものの、来月には落ち着く見込み。

今後の生育・出荷の見込み

生育進度が平年よりやや早く推移しているため、積算出荷数量は平年より多い見込み。

出荷は現在ピークを迎えており来週より減少し、大きな天候の崩れの予報はないので、１１月も出荷は安定する見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ハウス内の様子
• ８月２０日定植
• 着果位置も上位が主体になっており花数は減少
• 果実の肥大は良好で艶も良い
• 下位はほとんど収穫は終了、次世代の花芽形成時期