天候状況

１０月は、周期的にまとまった降雨や大雨の日がある。気温は、最高気温が４日までは２８℃前後、５日以降は１９℃前後で推移し、最低気温が４日までは１８℃前後、５日以降は１４℃前後で推移している。

生育状況

生育進度は平年並みになっているものの、日照が弱いために着色が遅れている。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

気温の低下により、出荷量が横ばいになっている。

品質は割れ果や形状が乱れたものが多いために良が多く、規格はＬ中心。

今後の生育・出荷の見込み

出荷量は増加してきたものの、気温が低下してきたことで、大幅な増量は見込めない。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• 土耕ハウス内の様子
• ５、６段目が着果、７、８段目が開花
• 気温低下に加え、周期的な曇雨天で日照が弱いため、着色が遅れている
• 樹勢は良好

天候状況

９月は、前線や台風の影響で大雨や曇雨天日があり、特に１日は８９．５ｍｍの大雨となったものの、周期的に天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が２８℃前後で３８℃台の猛暑日もあり、最低気温が中旬までは２３℃前後で２５℃台までしか下がらない日もあり、下旬は１７℃前後で推移した。

生育状況

８月の日照時間がやや少なかったことから、生育進度はやや遅くなっている。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

樹勢が良好なことから、出荷量は順調に増加する見込みだが、８月の高温で花飛びした段があるため、一旦減少する見込み。

品質良く、規格は、Ｌ中心の玉流れを見込んでいる。

今後の生育・出荷の見込み

出荷量は増加傾向にあるが、花飛び段があることなどから、大幅な増加にはならない見込み。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• 土耕ハウス内の様子
• 樹勢は良好
• ４、５段目が着果、６、７段目が開花
• 着果、肥大は順調で、横径は５、６ｃｍ程度
• 花飛び段があるため、一旦減少する見込み

天候状況

８月は、台風や前線の影響等で大雨やまとまった降雨の日が多く、特に２０日は８３ｍｍの大雨となったことから、降水量は平年の約２．１倍と大幅に上回り、日照時間は平年を下回った。気温は、最高気温が３２℃前後で３６℃台の猛暑日もあり、最低気温が中旬までは２６℃前後、下旬が２３℃前後で推移した。

９月は、１日が８９．５ｍｍの大雨となり、その後も短い周期で天候が変わっている。気温は、最高気温が２８℃前後で３３℃台の真夏日もあり、最低気温が２３℃前後で推移している。

生育状況

寡日照で推移したことから、生育は平年並みからやや遅れ気味で、４、５段目が着果、６、７段目が開花。

樹勢、着花、着果ともに順調。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

８月１９日から出荷開始、月末に向けて出荷量は徐々に増加。

品質良く、規格は２４玉、２８玉中心で、秀品率は平年並み。

今後の生育・出荷の見込み

９月中旬頃の収穫段は花飛びがあるため、出荷量は一旦落ち着く見込み。

写真の補足説明

《１、2枚目》

• 土耕ハウス内の様子
• ４段目が着果、６段目が開花
• 収穫段は１、２段目で、着果、肥大、着色は順調

《3、4枚目》

• 土耕ハウス内の様子
• ５段目が着果、６、７段目が開花
• 収穫段は２段目で、着果、肥大、着色は順調

天候状況

７月は、上中旬を中心に大雨やまとまった降雨の日が多くなったものの、上下旬を中心に天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、降水量は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が３２℃前後と高く、３５℃台の猛暑日もあり、最低気温が２４日までは２３℃前後、２５日以降は２６℃前後とあまり下がらなかった。

８月は、４日に１１２．５ｍｍの大雨となったものの、天候に恵まれた日が多い。気温は、最高気温が３３℃前後で３５℃台の猛暑日もあり、最低気温が２６℃前後とあまり下がらない。

生育状況

現在のところ、生育は平年並み。

しかし、梅雨明けが早く、高温傾向になっていることから、今後は高温障害が懸念される。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

今後の天候次第ではあるが、平年並みの生育及び出荷開始を見込む。

写真の補足説明

《１、2枚目》

• 土耕ハウス（鉄骨ハウス）内の様子
• 病害虫の発生は無し
• １段目は着果
• 生育は順調

《3、4枚目》

• 土耕ハウス（パイプハウス）内の様子
• こちらも病害虫の発生は無し
• １段目は開花