三重県(冬春トマト)

生産ステージ

播種期 6月下旬〜11月上旬

定植期 7月下旬〜翌2月上旬

収穫期 10月下旬〜翌8月上旬

出荷最盛期 3月中旬〜翌6月下旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第4回目(2月22日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 桑名市長島町
作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 平年並み
生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
天候状況

12月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬に降雨日があったものの、降水量は平年の約3割と大幅に下回った。気温は、最高気温が13日までは14℃前後で16℃台まで上がる日もあり、14日以降は8℃前後で推移し、最低気温が13日までは4℃前後で8℃台までしか下がらなかった日もあり、14日以降は2℃前後で-0℃台まで低下する日もあった。

1月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬に降雨日があったものの、降水量は平年の約6割と大幅に下回った。気温は、最高気温が20日までは12℃前後で15℃台まで上がる日もあり、21日以降は7℃前後で0℃台までしか上がらな日もあり、最低気温が20日までは2℃前後で8℃台までしか下がらない日もあり、21日以降は-0℃前後で-5℃台まで低下する日もあった。

2月は、上旬は天候に恵まれたものの、中旬以降は周期的に降雨日がある。気温は、最高気温が12℃前後で7℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が3℃前後で8℃台までしか下がらない日もある。

生育状況

12月下旬の寒波の影響で、現在の着果量は少ないものの、その後は比較的天候に恵まれて日中のハウス内温度が確保されたことから、生育、樹勢は良好。

しかし、厳寒期で日照時間が少なくなっていたことから、空洞果が多くなっている。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

1月までの出荷は堅調であったものの、寒波の影響を受けた後の着果、肥大となった2月の出荷は、やや少なめで推移している。

空洞果が多いために下位等級品が多くなっているもの、選果選別の徹底で出荷品質良く、規格は24玉中心。

今後の生育・出荷の見込み

空洞果による下位等級の発生はしばらく続くものの、暖候期に向かって日照時間が延び、気温も上昇してくることから、徐々に秀品率も上がる見込み。

写真の補足説明

《1~4枚目》

  • ハウス内の様子
  • 天候に恵まれていることに加え、暖房による温度管理を徹底していることから、生育、樹勢ともに良好
  • 葉掻きも徹底していることで、樹元への採光性も良好
  • 着果も順調
  • これまでの寒波等の影響で空洞果が発生しており、現在の秀品率はやや低め
  • 今後の着果は秀品になることに期待

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    第3回目(調査日:12月15日)

    調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 桑名市長島町
    作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 平年並み
    生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
    天候状況

    11月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、長い周期で降雨日や大雨の日があったものの、降水量は平年の約1.4倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が20℃前後で24℃台まで上がる日もあり、最低気温が10℃前後で7℃台まで低下する日もあった。

    12月は、天候に恵まれた日が多い。気温は、最高気温が14℃前後、最低気温が5℃前後で2℃台まで低下する日もある。

    生育状況

    11月までは平年より温暖で日照に恵まれていたことから、生育、樹勢、着果、肥大ともに順調。

    日照に恵まれて1、2段目の着果量が多かったことから、上段の茎はやや細く、花房が小さくなっている。

    病害虫発生状況

    特に無し。

    規格・品質

    12月第2週から出荷を開始、現在は管内全生産者の出荷が出揃った。

    選果場の稼働は週3回。

    品質良く、規格は24玉中心。

    今後の生育・出荷の見込み

    3段目以降の花房が小さくなっていることから、今後はやや小玉で推移する可能性がある。

    12月に入り、平年並みに気温が低下しているが、燃油価格の高止まりで暖房コストが重くのしかかっている。

    写真の補足説明

    《1~4枚目》

    • ハウス内の様子
    • 生育、樹勢ともに良好
    • 日照に恵まれてきたことから、1段目の着果、肥大、着色ともに順調
    • 2段目までは大玉傾向
    • 2段目まで大玉傾向となったことから、上段の茎はやや細めで、花房は小さい

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      第2回目(調査日:10月24日)

      調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 桑名市長島町
      作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 平年並み
      生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
      天候状況

      10月は、上旬後半に曇雨天日があったものの、比較的天候に恵まれた日が続いている。気温は、最高気温が4日までは28℃前後、5日以降は23℃前後で28℃台の夏日もあり、最低気温が4日までは20℃前後、5日以降はあ15℃前後で10℃台まで低下する日もある。

      生育状況

      生育は順調、樹勢は良好で、現在2段目が開花。

      着果は1段目で、果実は10円玉から500円玉大に肥大しており、出荷開始は12月中下旬を見込む。

      病害虫発生状況

      特に無し。

      規格・品質

      選果場の稼働は10月10日からで、産地全体が出揃っていないこともあり、出荷量はまだ少ない。

      品質は良好だが、一部気温差による裂果も散見される。

      規格は24玉中心とやや大玉傾向。

      今後の生育・出荷の見込み

      順調な生育、出荷を見込むが、気温低下で暖房開始になる際の燃油コスト上昇が懸念される。

      写真の補足説明

      《1~4枚目》

      • ハウス内の様子
      • 日照に恵まれ、日中のハウス内温度が上昇するため、寒冷紗を展張して温度上昇対策を実施
      • 1段目の着果状況は順調
      • 斜め誘引を開始

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        第1回目(調査日:9月29日)

        調査時点の生育ステージ

        定植期

        生育期

        調査産地 桑名市長島町
        作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 平年並み
        生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
        天候状況

        9月は、前線や台風の影響で大雨やまとまった降雨の日が比較的多く、特に3日は107.5mm、23日は84.5mmと豪雨になったことから、29日時点の累計降水量は月間平均降水量の約2.4倍と大幅に上回っている。気温は、最高気温が18日までは32℃前後、19日以降は28℃前後で22℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が19日までは24℃前後、20日以降は20℃前後で推移している。

        生育状況

        降水量は多かったが、比較的日照も多く、気温も高温になり過ぎなかったことから、活着及び初期生育は順調。

        病害虫発生状況

        一部で黄化葉巻病に罹病した樹がみられることから、抜き取り、ハウス外への持ち出し処分を行っている。

        今後の生育・出荷の見込み

        10月下旬から本格的な出荷を見込むが、今般の原油高騰により暖房コストが経営をひっ迫することが危惧される。

        写真の補足説明

        《1~4枚目》

        • 9月15日定植のハウス(接木苗2本仕立て)
        • 活着及び初期生育は順調
        • まだまだ日射が高いため、寒冷紗展張でハウス内温度の上昇抑制を図っている
        • 黄色粘着トラップの設置も徹底されている
        • 12月中下旬からの出荷を予定

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