沖縄県(冬春ピーマン)

生産ステージ

播種期 7月中旬〜10月中旬

定植期 8月中旬〜11月中旬

収穫期 10月上旬〜翌6月下旬

出荷最盛期 2月上旬〜5月上旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第4回目(調査日:2月3日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 八重瀬町
作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] やや良
生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 遅い
天候状況

1月は、天候に恵まれた日が多かったことから、日照時間は平年の約1.5倍と大幅に上回り、中下旬に降雨日があったものの、降水量は平年の4割強と大幅に下回った。気温は、最高気温が23日までは19℃前後、24日以降は16℃前後で13℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が23日までは15℃前後で20℃台までしか下がらない日もあり、24日以降は9℃前後で5℃台まで低下する日もあった。

2月は、曇雨天日が多く、大雨の日もある。気温は、最高気温が20℃前後で16℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が15℃前後で推移している。

生育状況

1月が日照に恵まれたことから、樹勢、着果、肥大ともに良好。

病害虫発生状況

12月の寡日照による樹勢低下でうどんこ病が発生したものの、予防治療剤による発生初期防除の徹底と樹勢回復策により、病害は抑制済。

規格・品質

本調査ハウスでは、40c/s/週1回の出荷。

品質良く肉厚で、規格はL中心。

今後の生育・出荷の見込み

3月下旬から4月中旬に出荷最盛期を迎え、その後は徐々に減少しながら6月頃まで出荷が続く見込み。

写真の補足説明

《1、2枚目》

  • 収穫品の様子
  • 収穫品質良く、肉厚でL中心
  • 収穫量も充分

《3~5枚目》

  • ハウス内の様子
  • 12月は曇雨天が多かったことから、やや生育、着果、肥大が鈍化したものの、1月には天候が回復して日照に恵まれたことから、生育、着果、肥大は回復傾向となった
  • 葉色良く樹勢は良好で、着果量も充分

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    沖縄県(冬春ピーマン)
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    第3回目(調査日:12月13日)

    調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 八重瀬町
    作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] やや良
    生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 遅い
    天候状況

    11月は、上下旬を中心に大雨やまとまった降雨の日があったことから、降水量は平年の約2倍と大幅に上回り、日照時間は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が24℃前後、最低気温が19℃前後で推移した。

    12月は、曇雨天日が多く、周期的に大雨の日がある。気温は、最高気温が20℃前後で13℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が16℃前後で10℃台まで低下する日もある。

    生育状況

    日照やや少ないものの、追肥等を徹底していることから、これまでの生育、樹勢、着果、肥大は順調。

    12月に入り、やや低温傾向となっていることから、生育進度が落ち着いてきた。

    病害虫発生状況

    特に無し。

    規格・品質

    調査対象ハウスの現在の出荷量は、日量25c/s前後

    品質良く肉厚で、規格はM、中心。

    今後の生育・出荷の見込み

    寡日照と低温により、出荷進度はやや遅れ気味となっているものの、生育、樹勢自体は順調なため、今後の出荷に期待したい。

    写真の補足説明

    《1~8枚目》

    • 10月7日定植のハウス内の様子
    • 品種はちぐさ
    • 樹勢、生育、着果、肥大ともに順調
    • かん水チューブにより効率的にかん水や液肥の施用を実施
    • 大型の品種であることから、実は濃緑色で張りと艶があり、肉厚である
    • 在圃品質も良好
    • ハウス内では天敵農薬としてスワルスキーカブリダニを放飼しており、チャノホコリダニ等の害虫密度を抑制している
    • また、アザミウマ対策としてクレオメをバンカープラントとして株間に植え、タバコカスミカメを繁殖させている

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      第2回目(調査日:11月11日)

      調査時点の生育ステージ 生育期 調査産地 八重瀬町
      作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
      生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
      天候状況

      11月は、大雨や曇雨天日が多く、24日時点の累計降水量は月間平均降水量の約1.7倍と大幅に上回っている。気温は、最高気温が25℃前後、最低気温が20℃前後で推移している。

      生育状況

      初期生育が順調であったことから、やや寡日照気味になっても生育、着果、樹勢ともに順調。

      病害虫発生状況

      気温高でチャノホコリダニが散見されたことから、発生初期防除を徹底したことから、害虫密度は抑制されている。

      今後の生育・出荷の見込み

      11月15日から出荷予定で、翌6月まで出荷が続く見込み。

      年内はM中心の出荷となる見込み。

      写真の補足説明

      《1~5枚目》

      • ハウス内の様子
      • 樹の丈は50cm程度
      • 生育、樹勢、着果ともに良好
      • 1本の樹から100~150個できる
      • チャノホコリダニが発生したことから、初期防除を徹底して害虫密度を抑制

      《6枚目》

      • 選果場の様子
      • 選果開始に向けた準備は完了

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        第1回目(調査日:11月1日)

        調査時点の生育ステージ

        播種期

        生育期

        調査産地 八重瀬町
        作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
        生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
        天候状況

        10月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年並、中下旬にまとまった降雨や大雨の日があり、特に31日は138.5mmの豪雨となったことから降水量は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が16日までは29℃前後、17日以降は24℃前後で29℃台の夏日もあり、最低気温が22℃前後で推移した。

        生育状況

        天候に恵まれた日がおおかったことから、定植作業は平年並みの作業進度となっている。

        また、日照に恵まれたことから、活着及び初期生育は順調。

        病害虫発生状況

        特に無し。

        今後の生育・出荷の見込み

        10月上旬定植分については、45日程度の生育期間で出荷開始となる見込み。

        写真の補足説明

        《1~5枚目》

            • 10月7日定植のハウス内の様子
            • 品種はちぐさ
            • 定植本数は、1000本/280坪(3連棟)
            • 株間55cm、畝間155cm
            • 樹勢良く、生育良好
            • 樹の丈は40cm程度
            • 一番花は樹勢優先のために摘花する
            • 病害虫の発生も無い
            • 今後も順調に生育見込み

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