香川県(冬レタス)
生産ステージ
播種期 8月中旬〜翌3月中旬
定植期 9月中旬〜翌4月中旬
収穫期 10月上旬〜翌5月下旬
出荷最盛期 12月上旬〜翌3月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:1月24日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 観音寺 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
1月は、周期的に曇雨天日があり、中旬後半からは降雨日が続いている。気温は、最高気温が11℃前後で2℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が3℃前後で-2℃台まで低下する日もある。
生育状況
年内まで14日程度進んでいた生育は、寒波による急激な冷え込みで平年並みに落ち着いてきている。
病害虫発生状況
1月上旬までは平年より温暖に推移したことでアブラムシが散見されたものの、発生初期防除の徹底と、その後の急激な冷え込みにより、害虫密度は抑制されている。
規格・品質
年内の雹害による圃場ロス等により、出荷量は計画より少ない。
品質良く、規格はL中心。
今後の生育・出荷の見込み
1月下旬以降は降雹の影響がなかった玉の出荷となることから、出荷量は増加する見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 10月27日定植の圃場の様子
- 品種はビバシスコ
- 収穫適期に入りつつあり、肥大は順調
- 在圃品質も良好
《3、4枚目》
- 12月29日定植の圃場の様子
- 品種はビバシスコ
- 1月上旬まで平年より高めの気温で推移したことから、初期生育は順調
- 現在は寒波等により生育進度が落ち着き気味ではあるものの、順調に生育中
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第3回目(調査日:12月21日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 観音寺 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
12月は、周期的に曇雨天日がある。気温は、最高気温が16日までは12℃前後で23℃台まで上がる日もあり、17日以降は8℃前後で4℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が16日までは7℃前後で11℃台までしか下がらない日もあり、17日以降は2℃前後で0℃台まで低下する日もある。
生育状況
11月中旬の降雹で生育が停滞していたが、その後は天候に恵まれて温暖に推移したことから、生育は回復してきた。
気温高により、産地全体の生育進度は平年より14日程度早まっている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
降雹以降は、品質低下により出荷量が減少している。
選別の徹底により出荷品質は確保されているが、規格は雹害を受けた葉をトリミングしていることから、ムキ玉がやや増加している。
今後の生育・出荷の見込み
今後は雹害の影響もなくなってくることから、秀品出荷が見込まれる。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 10月30日定植の圃場の様子
- 品種はビバシスコ
- 雹害もなく、順調に生育
- 在圃品質は良好
- 今後はトンネル被覆をして温度維持を図る
《3、4枚目》
- 10月16日定植の圃場の様子
- 品種はビバシスコ
- 生育、葉の展開は順調で、結球開始
- 在圃品質は良好
- 結球開始により不織布で保温してきたが、今後はトンネル被覆により温度保持を図る
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第2回目(調査日:11月27日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 観音寺 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] |
平年並み(ただし、雹害あり) |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
10月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、中旬を中心に降雨日があったものの、降水量は平年の3割弱と大幅に下回った。気温は、最高気温が20日までは24℃前後、21日以降は22℃前後、最低気温が19日までは15℃前後、20日以降は12℃前後で9℃台まで低下する日もあった。
11月は、天候に恵まれた中、中旬に降雨日が多くなった。気温は、最高気温が9日までは23℃前後、10日以降は16℃前後で10℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が11日までは13℃前後、12日以降は7℃前後で3℃台まで低下する日もある。
生育状況
日照に恵まれた中、気温の低下が緩やかで平年より気温高で推移し、生育適温を下回らなかったことから、生育、結球、肥大は順調。
しかし、11月18日に降雹があり、収穫適期を迎えた玉を中心に雹害があった。
雹害により葉が傷み、生育はやや鈍化傾向。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
降雹の前日(11月17日)までは順調に出荷していたが、降雹以降は出荷量が減少。
降雹前は品質良く、規格は中心規格であったが、降雹以降は雹害のなかったものを中心に選別している。
今後の生育・出荷の見込み
厳寒期に向かって生育、結球、肥大が鈍化する時期だが、本年は雹害により平年以上に鈍化することが危惧される。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 10月10日定植の圃場の様子
- 品種はシスコビバ
- 11月18日の降雹により外葉、結球葉ともに雹害があったことで、品質低下
- 生育進度はやや遅れる可能性もある
《3、4枚目》
- 10月16日定植の圃場の様子
- 品種はシスコビバ
- 結球前のため、降雹の影響は少ない
- 今後は気温低下により、生育進度は鈍化する
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第1回目(調査日:10月18日)
調査時点の生育ステージ |
定植期 生育期 収穫期 |
調査産地 | 観音寺 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
9月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上下旬に降雨日があったものの、降水量は平年の約2割と大幅に下回った。気温は、最高気温が30℃前後、最低気温が23℃前後で16℃台まで低下する日もあった。
10月は、上旬に降雨日があったものの、天候に恵まれた日が多い。気温は、最高気温が23℃前後で17℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が15℃前後で12℃台まで低下する日もある。
生育状況
9月までは高温干ばつ傾向で推移した中、9月8日から定植作業が始まった。定植後のかん水を徹底し、活着、初期生育を促していることから、作業進捗は順調。
しかし、干ばつ傾向のため、土壌水分の不足しやすい圃場を中心に、葉先枯れが散見される。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
現在は出荷開始期。
品質等は良好。
今後の生育・出荷の見込み
今後の気象次第だが、概ね良好の見込み。
11月から出荷量は増加する見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 圃場の様子
- 1、2枚目:10月6日定植の圃場の様子
- 品種はしずか
- 3、4枚目:9月29日定植の圃場の様子
- 品種はラプトル
- どちらも圃場の土壌表面は乾燥しているが、かん水の徹底により土壌水分は確保されており、初期生育は順調
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