天候状況

８月の気温は高く、降水量は集中的な降雨により平年より６５ｍｍ多く、日照時間は平年より３０時間短く、やや干ばつ気味に推移している。

生育状況

日中の気温が高いため、前進傾向となっている。９月下旬で出荷が終了となる生産者が多いため、出荷は２２日の週から徐々に減少する見込み。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

現在の規格は、２Ｌ：１１％、Ｌ：６８％となっており、今後は、生育の回復により２Ｌ比率は増加する見込み。

今後の生育・出荷の見込み

８月下旬までの県下出荷量は、前年比９５％の７７５万c/s。９月２０日～２３日の出荷ステージは、８月上旬定植時、８月下旬結球時の降雨により生育は遅れ気味となっている。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• １、２枚目：南牧村（野辺山）の圃場
• 品種はファンファーレ
• 下葉痛みのステージは徐々に抜けて回復傾向
• ３、４枚目：川上村（御所平）の圃場
• 品種はファンファーレ
• 圃場はやや干ばつ傾向

天候状況

７月１８日頃梅雨明けし、気温は高く全般的に干ばつ傾向で、たまに集中的な降雨があった。７月の降水量は、昨年より１３．５mm多く、日照量は５１．３時間短かった。

生育状況

現在は、６月下旬～７月上旬に定植した分を出荷中（生育日数は４０～４５日）。高温と干ばつにより生育が抑制され不結球傾向であるが、８月４～８日の降雨により巻き始め、今後数量が増加する見込み。また、気温が日中３０℃近くまで上昇した日もあり、一部で葉先焼けも散見される。

病害虫発生状況

特になし。

規格・品質

規格は、２L比率１６％、L比率６８％、今後、降雨により２L比率が増加する見込み。

今後の生育・出荷の見込み

７月下旬までの県下出荷量は、４６４万c/s（前年比９３％）。

夏の品種に切り替わり、出荷最盛期を迎え適期収穫に努めている。盆明け以降は、二毛作の出荷が増加し、レタスからはくさいへ栽培を切り替える生産者が増えてくるため、生産量はやや落ち着いてくる見込み。

写真の補足説明

《１～５枚目》

• 品種はファンファーレ
• 病気の発生もなく生育は順調
• １～３枚目：南牧村（野辺山）の圃場
• ４枚目：南牧村（市場）の圃場
• ５枚目：川上村（居倉）の圃場

天候状況

６月２１日に梅雨入り以降は、適度な降雨があるが若干干ばつ傾向。

６月の降水量は昨年より３１ｍｍ少なく、日照量は２８時間多かった。

生育状況

現在は、５月下旬の定植分の出荷となっており、生育期は４５～５０日程度、高温により一部葉先焼けもみられる。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

６月下旬までの出荷量は２６２万c/s（前年比９７％）。

２Ｌ比率１３％、Ｌ比率７４％となっており、６月下旬の干ばつが影響し一時的に２Ｌ比率が低下。

今後の生育・出荷の見込み

徐々に夏の品種に切り替わり、７月中旬で概ね切り替わる。

写真の補足説明

《１～２枚目》

• 川上村（居倉）の圃場
• 品種はファンファーレ
• 病気の発生もなく生育は順調

《３～４枚目》

• 川上村（大深山）
• 品種はファンファーレ
• 病害虫の発生もなく生育は順調

天候状況

４月以降は、気温の上昇と定期的な降雨があった。５月の降水量は平年よりやや少なく、日照時間も平年よりやや少なかった。

本年は、梅雨入りが遅く降水量は平年よりやや少ない。

生育状況

適度な降雨もあり作柄は総じて良好。

４月中旬に定植分を出荷開始、生育も順調。

病害虫発生状況

特になし。

規格・品質

現在の出荷比率は、２Ｌは３２％、Ｌは６０％となっており、平年より２Ｌの割合が多い。

今後の生育・出荷の見込み

４月下旬定植の作型は、６月中旬より出荷となるが、被覆有無の作型が混在する。

一部圃場は、５月上旬の低温のため、生育が不ぞろいとなっている。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• 川上村（御所平）の圃場
• 病害虫の発生もなく生育は順調
• １枚目：品種はエスコート
• ２、３枚目：品種はパスポート

《４枚目》

• 南牧村の圃場
• 品種はエスコート
• 病害虫の発生もなく生育は順調